2006年11月25日

満員御礼ふたたび、ありがとうございました!!!!!!

前回の自主公演終了後にもこの公開ブログに「満員御礼、ありがとうございました!!!!」という記事を投稿したのでした。そして今回も「満員御礼」…(2度めですから)「ふたたび」……また「ありがとうございました」の後のエクスクラメーションマークは、今回2つばっかし増やしておきました…それぐらい感謝しております…いくら感謝しても感謝しきれない思いです。
佐倉市立美術館4Fホールの99の座席はすべて埋まったうえ、急きょ通路にもイスを並べさせていただきましたがそれでもまだまだ足りず、さらに多くの方々に立ち見で観ていただくしかない大大大盛況ぶり。
佐倉東高生、佐倉東高校旧・現職員の方々、佐倉東高校演劇部および生徒会役員OGの方々、SKS(佐倉こどもステーション)の方々、DV(およびそれに類した経験)の体験者の方々、その他にもさまざまな方々が(アンケートを読ませていただいたかぎり)さまざまな(そして場合によってはまことに熱い)思いを抱いてご来場くださいました。お陰様をもちまして、ブインA引退の花道を華々しく飾ることができました。ご来場賜りました皆様に、ブイン・コモン共々篤く御礼申し上げます。
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ブインAより…自主公演に寄せて(当日配布パンフより)

私にとっての最終公演「あの日」

DVと云うテーマは、とてもツラく苦しく重く、私に覆いかぶさってきて、全てをさらけだすから余計にしんどくて、精神的にも身体的にもツラい日々が続きました。
何度も逃げ出したいと思ったし、身体が拒絶して練習できなくなったりしました。

それでも、文化祭の準備などでなかなか部活の時間を取れずに、本当に少ない限られた時間の中でクタクタにへばりながらも作った台本を、本当に精一杯、泣きながら練習してきました。

そんな日々を越えて、今この公演が幕を開ける事ができるのは、『頑張れ』と声をかけてくれた友達、『ぶっ倒れないようにね』と心配してくださった先生方、『楽しみにしてます』と言って下さった人達、そして何より全力でぶつかってくださった顧問の先生のお陰です。

舞台上にはたった一人…でも、大勢の人が見守り支えてくれているこの舞台。
私が、今ここに立っている事が成功で、一番大切な、一番素敵な、一番な一瞬。

これまで、劇が幕を閉じ、終わりを告げても泣く事はありませんでした。
この公演で、泣きそうな…予感です。
posted by 佐倉東高校演劇部 at 14:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

コモンAより…自主公演に寄せて(当日配布パンフより)

ふかい《祈り》にみたされた劇

 ブイン1コモン1の演劇部による1人劇。徹頭徹尾そぎ落とされ、ギリギリのところまで切り詰められた、そのアトにのこったもの。ピュアなものラディカルなもの。

 この劇は、玄関のチャイムの音が鳴りひびくシーンで幕をとじる。その最後のシーンをボクはあれこれと演出したおぼえがまるでない。チャイムの音がし、そして床に横座りした彼女がカラダを捩って扉のほうへ振りかえるのだが、彼女はベツに演出の要請があったからそうしたわけではなく、彼女の直感がそのような姿勢をとらせたのだ。はじめて見たときから彼女の、ピンと背筋を伸ばして扉のほうへ振りかえるその姿勢に、ボクは、なんといったらいいだろう、いわば崇高さのようなものを感じとっていた。

 その後、ボクは鷲田清一氏の『「待つ」ということ』という本に出会い、なにごとかを了解した。氏はその本のなかで述べている、「希望ではなくあらゆる希望の兆しの断念ののちに」「もうなんの到来をも待ち受けないでひたすら待つともなく待つ」そのいとなみこそ《祈り》である、と。
 この劇は、ふかい《祈り》にみたされている。しかも、それは巧まずしてそうなったのだ。

 掌をあわせ身を丸めこむ「防禦」のかたちとしての《祈り》から、重力=運命に屈することなく凛として「待つこと」のかたちとしての《祈り》へ。内がわにむかっていったん閉じられたものがふたたび外がわにむかって開かれていく。

 ここに、凛として、うつくしい、祈りが、ある。
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詩 I shut myself down 〜「あの日」そして「その後」〜(当日配布パンフより)

以下の詩は、「あの日」の台本同様やはりブインA&コモンAの共作。DVにより受けた精神的外傷をテーマに書いたものです。「あの日」上演後に舞台挨拶を終えてから最後の最後に朗読させていただいた詩です。ここに再掲します。

I shut myself down 〜「あの日」そして「その後」〜

たとえば…深夜の電車の車内で大声で喚きちらす酔っぱらい

たとえば…わたしの目の前でとつぜん怒り出す教師

その怒りに接したとたん
その怒鳴り声を耳にしたとたん

肩に力が入る…力が抜けない…体がこわばる…足が動かない…声が出ない

べつにそうしたいわけじゃない…
 べつにそうするつもりなんてない

…そうしたいわけじゃないのにそうするつもりなんてないのに…

叫びだしたいのに声が出ない
逃げだしたいのに足が動かない

…そんなわたしをわたしはどうすることもできなくて
…どうしょうもなくて…どうすることもできなくて

そして、

シャットダウン!

いきなり、すべてが、シャットダウンする

シャッターが下りる
スイッチが切れる
プラグが外れる

わたしがシャットダウンする
わたしをシャットダウンする

シャッターを下ろす
スイッチを切る
プラグを外す

《システムを停止します》
《システムを停止します》

わたしは遠ざかる
 世界から
世界は遠ざかる
 わたしから

もはや酔っぱらいの声も教師の声もわたしの耳には届かない

うすいうすい被膜がわたしと世界とをへだてる

そのうすいうすい被膜に
永久にわたしと世界とは
へだてられている
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佐倉東高校演劇部自主公演のお知らせ

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  • 日  時 2006年11月25日(土)14時開演(13時30分開場)

  • 場  所 佐倉市立美術館4階 ホール

  • 上演作品 1人劇「あの日」

  • 内  容 私の心の奥底にしまった「あの日」の記憶。DVという痛みの記憶。今一度、あの日の痛みに向き合う。

  • お問合先 gekibu@gmail.com


佐倉市立美術館案内図

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