2012年02月28日

合同公演『メメント/モーメント 戦争×震災』が読売新聞に紹介されました


震災、戦争語る合同公演

佐倉東、成田国際高の演劇部来月25日
 県立佐倉東(佐倉市)、県立成田国際(成田市)両高校の演劇部員らが3月25日、太平洋戦争と東日本大震災をテーマにした合同公演「メメント/モーメント 戦争×震災」を行う。部員たちが、福島から避難してきた転校生から震災直後の様子を聞いて完成させた作品もあり、上演する3作品全てに「あの瞬間を忘れないで」との思いが込められているという。(田川理恵)

 合同公演は、昨年4月に佐倉東から成田国際へ異動し、同校演劇部の顧問を務める伊三野(いさの)友章教諭(49)が発案した。上演するのは、いずれも伊三野教諭と生徒らが脚本を制作したオリジナル作品「幽霊の時間」「3・11〜あの日あの瞬間」「新・ナオちゃんとフミおばあちゃんの物語」の3本だ。

 「幽霊の時間」は、成田国際の部員3人が演じる。東京電力福島第一原発事故後、千葉に避難してきた男子高校生が「俺はここにいちゃいけない人間。幽霊なんだ」と悩みを打ち明け、同級生たちがどう受け止めるのかを描いた作品だ。

 部員らは福島から同校に転校してきた男子生徒2人に話を聞き、「震災当日の夜はまきストーブで餅やパンを焼いてしのいだ」などといったせりふを盛り込んだ。転校生は「福島のことをみんなに知ってもらえるのはうれしい」と協力したという。転校生役の阿部弘雅さん(2年)は「福島の人たちの気持ちを分かるのは難しい。せめて考え続けることで忘れないようにしたい」と真剣な表情で語る。

 「3・11〜あの日あの瞬間」は、東日本大震災発生時、自分たちがどう感じ、動いたかをつづった朗読劇で、両校の生徒らが合同で演じる。

 「新・ナオちゃんとフミおばあちゃんの物語」は、佐倉東の部員2人が同校OBの助けを借りて3人で演じる。戦時下に、佐倉東の前身佐倉高等女学校で学生生活を送った女学生の手記「丹鈴(にれい)」を劇に仕立てた作品で、引きこもりの少女が祖母の苦労話を聞くうちに生きる価値に気付くというストーリーだ。

 部長の藤野友美加さん(1年)は「戦争も震災も、私たちに無関係なことではないと感じてほしい」としている。

 公演は午後2時から成田国際高校文化ホールで行われる。予約不要で入場無料。

 問い合わせは、同校(0476・27・2610)の伊三野教諭へ。

(2012年2月28日 読売新聞)
posted by 佐倉東高校演劇部 at 23:00| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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